かつては美容のための医療というと、メスを使う外科的な手術をするもので、非常に敷居が高く、どちらかというと、後ろめたさを伴うものというイメージだったかと思います。
でも最近は、レーザー治療などのメスを使わない切らない治療が主流になり、以前に比べて敷居が随分低くなり、気軽に周りの人にも話せるようなものになってきています。
一方で、なんとなく興味はあるけど、受けたこともないし、正直よくわからない。という方の方が圧倒的に多いと思います。
そこで今日は、「そもそも美容医療とは?」という基本的な話をしようと思います。
美容医療とは?
美容医療も普通の医療もどちらも医療ですが、美容医療というのはそもそもどんなのもなのか?
美容医療とは、医療機関で国家資格を持つ医師が行う、美容を目的とした医療サービスのことです。
つまり、「キレイ(美しさ)」を得るための医療です。
病気や不調があるわけではないので、保険はききません。原則、自由診療です。
そのため、費用は全額自己負担です。
しかも、料金は自由に決めることができるので、クリニックによって異なります。
ただ、一部の治療は保険適用の場合もあるので、念のため健康保険証は持参するのがおすすめ。
美容医療のトレンドは切らない治療
冒頭でもお伝えした通り、最近の美容医療は、メスを使わない治療(非外科的施術)がトレンドです。
美容医療をしたことがわかりにくいものや、老化を防ぐためにメンテナンス的に、点滴など、内側からアンチエイジングする治療を受ける方も増えています。
とくに、10代や20代といった若い女性の間では、メスを使用しない埋没法の二重整形といった施術が人気になっています。
美容医療の種類は主に5つ
クリニックによってさまざまな治療方法がありますが、実は、美容医療の種類を大きく分けると次の5つになります。
1.光線・レーザー照射による治療
2.メスを使わない注入や注射による治療
3.外用薬による治療
4.内服薬による治療
5.メスを使った治療
1番の光線・レーザーによる治療を具体的に言うと、例えば、レーザーによるシミ取りや、HIFUによるたるみ治療、ピコトーニングによる肝斑治療などです。
切らずに化粧品では得られない効果を実感することができ、かつ、ダウンタイムが少ないものも多いです。
まとめ
美容医療に関する基本的なお話しをしました。
切らない治療が増えたことで、敷居は低くなっているとはいえ、医療なのでやはりリスクはあります。
そのため、信頼できるクリニックを見つけて、リスクもきちんと確認し、納得したうえで治療を受ける必要があります。
そのことを大前提に、どうしても何とかしたいお肌悩み等がある場合は、美容医療を選択肢の一つにしてみるのも良いのではないでしょうか?